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見積もりできる仕様書の書き方
最初の問い合わせは、多くの場合、順番が違っています。順番を揃えると見積は短くなります。
タオルではなく用途から
そのタオルが何をするのか、誰が持つのかを書きます。浴室の宿泊客、洗い場のスタイリスト、片手がふさがったトリマー。用途が形態と濡れた状態の挙動を決め、その二つが繊維以上に価格を左右します。
「柔らかいタオルが必要」で始まる仕様は見積もれません。「客室用の70cmバスタオル、1回使用、平袋、1カートン300パック」で始まる仕様は当日に見積もれます。
次に四つの数値
混紡率を百分率で、坪量を公称値と許容差で、完成寸法、パック入数。この四つが工場の生産計画の単位であり、それぞれが予測できる方向にコストを動かします。
未確定の項目があるなら、明記してください。明記された未確定は質問であり、省略された未確定は双方の思い込みになります。
書類と販売先は最後に、しかし必須
販売国と、乾燥状態で供給するのか湿式化するのかを書きます。この一行が、必要な宣言書を決め、市場によっては規制の対象かどうかまで決めます。
ここに技術的な知識は必要ありません。後回しにすれば既定値で決まってしまう事項を、先に決めるだけです。